1年に１度のスペシャルプログラム

今回で17回目となる「赤ちゃん大集合」。このプログラムのもととなっているのは、「赤ちゃんサロン（月に1〜2回・火曜日）」。赤ちゃんとその保護者が、サロンのようなくつろいだ雰囲気の中で、情報交換をしたり、小児科医師や保健師、管理栄養士、臨床心理士など専門スタッフに相談できます。「赤ちゃん大集合」は、この「赤ちゃんサロン」の年に１度行なわれるスペシャルプログラムです。当日はいつもの「赤ちゃんサロン」の7倍をこえる参加者で大賑わいでした。メイン会場では、小児科医師巷野悟郎による「Dr.ゴロートーク」も開催。お母さんからは積極的な質問もなげかけられ、活気あふれるムード、「専門家の話が聞けたので、安心しました」という感想も聞かれました。
情報・展示コーナーでは、育児関連企業10社による展示が行なわれ、お土産としてサンプル商品が参加者1人1人に手渡されました。

体育室や音楽ロビーでも赤ちゃんとその保護者が楽しむプログラムが実施されました。体育室ではパラバルーンや風船を使って、親子一緒に思いっきり体を動かしました。
音楽ロビーでは、スタッフの演奏にあわせて、おもいおもいの楽器で参加するコンサートを実施。音楽にあわせて、楽しそうに身体を揺らしながら全身でコンサートを楽しんでいる様子が印象的でした。

「こどもの城」すべてが赤ちゃんのあそび場

ほかの場所でもさまざまな赤ちゃんと保護者のためのスペシャルプログラムが実施されました。ビデオライブラリーでは動物のビデオを見たり、造形スタジオでは紙のおふろで遊びました。ボランティアとゆったりと遊べる部屋“のんびりニコニコパーク”や、歌とおはなしでつづる人形劇も実施されました。平日は比較的落ち着いたムードのこどもの城も、この日だけは、赤ちゃんたちの元気な笑い声や泣き声が、いっぱいにあふれた賑やかな一日となりました。

スタッフの感想

今年も多くの参加者があった「赤ちゃん大集合」、すっかりこどもの城の恒例事業として定着したようです。ふだんとちがう賑やかなお祭りのような雰囲気の中で、遊ぶことの楽しさや集うことの楽しさを一人でも多くの保護者の方に知ってもらいたいと考えて、年間を通して定期的に行なっている赤ちゃんサロンの拡大版として実施してまいりました。今回参加されたみなさんが、これをきかっけにして「赤ちゃんサロン」や「ぽかぽか広場」などの定例プログラムに足を運んでくださるなど、赤ちゃんと保護者のためのプログラムにつながっていくことを願っています。〔こどもの城〕が、今よりももっと楽しく、豊かな子育てを応援する場になって、1人でも多くの子育て中のお父さん、お母さんの心のよりどころになることをこれからも目指したいと考えています。 （事業企画スタッフ　佐野真一）