制作会議スタート

毎年〔こどもの城〕で行われている子ども参画事業。毎回いろいろなテーマを取り上げてプログラムを実施しています。今年の内容はテレビ！面白い愉快な番組を子どもと大人が一緒になって作り上げます。
その「ピコピコドルッチャテレビ」の開局準備をし、当日遊びにくる子どもたちの番組作りをサポートしたい！楽しいことが好き、みんなのことを楽しませたい！という小学5年生以上の子どもたちを昨年12月に募集しました。集まった小学校5年から中学2年生までの11人の“ディレクター”と共に準備活動がスタートしました。

こ〜んな番組

自己紹介をして、どんなメンバーがいるのかを知ったあと、プログラムの概要説明やディレクターの役割を確認しました。 いよいよ番組制作に話は進んでいきます。ドルッチャテレビで作ってみたい番組をみんなで考えました。最初は様子をうかがっていた子どもたちも、だんだん自分の意見を言えるようになりました。その中から「ニュース」「音楽番組」「バラエティ」「クイズ」の４つのジャンルの番組を作ることに決めました。みんなと番組を決めることを通して、プログラムのイメージを膨らませることができたようでした。

緊張する？〜ＣＭ撮影

ディレクターの役割の一つに広報活動があります。当日のテレビ番組作りに多くの子どもたちが参加してくれるよう、みんなで取りかかります。ＣＭで何を伝えるかみんなでアイディアを出し合い、セリフを決めてみんなで練習しました。限られた時間でしたが、みんな自分のセリフはばっちり覚えていました。いよいよ撮影タイム。周りで見ているスタッフの心配をよそに、堂々と撮影に臨んでいました。なんとＮＧもなくＣＭ撮影は無事終了。オンエアが楽しみな様子でした。　

面白い番組作りはまずディレクターから

次は番組作りです。ディレクター自らが面白い番組を作り、当日遊びに来てくれた子どもたちの前で発表します。そのために、先ほど決めた番組の中から、どの番組を作るかの会議を行いました。結果、「バラエティ」「ニュース」のテレビ番組を制作することに決定しました。２グループに分かれて最初の制作会議が始まりました。少人数グループになって話し合いも進み、内容が少しずつ決まってきました。というところで、今日の活動は終了。次回（来週）は、午前中から番組制作を始めます。どんな番組ができるかは当日までのお楽しみです。

スタッフの感想

子どもたちは緊張している様子でしたが、それぞれ自分のやりたいことのイメージを持っている感じがしました。少し時間がたつと意見も活発にでてきました。テレビというテーマが子どもたちにとってイメージしやすいものだったからだと思います。
番組決定する時に、「こどもの城の紹介をしたい」という意見もあり、ディレクターのメンバーが〔こどもの城〕に愛着を持って参加してくれているようで、スタッフ一同嬉しく感じました。どんなテレビ番組になるのか楽しみです。
（ピコピコドルッチャテレビスタッフ　翠尾由美　遠藤由加里　村橋貴博）

【告知】
1月21日（土）14:00〜、22日（日）11:00〜に『みんなでつくろう！ピコピコドルッチャテレビ』が行われます。「やりたい」が「できた」にかわる子どもたちのテレビ局がたんじょう！好きな番組をみんなで協力して作っていきます。出来た番組はインターネットで全世界に配信します。もちろんひとりで出演するのもＯＫ。たくさんの仲間とテレビを通して仲良くなろう。みなさんの参加、お待ちしています。