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平成24年2月12日に行われた「親子で金属体験〜スプーンをつくろう!〜」のレポートです。 |
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開催概要 |
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【日時】
平成24年2月12日
10:30〜12:30、14:30〜16:30 |
【場所】こどもの城 3階造形スタジオ |
【内容】なます、叩く、なます、叩く…といった、金属を加工する方法(鍛金技法)を体験しながら、親子で協力して「銅のスプーン1本」と「アルミのスプーン1本」を制作しました。
※なます…金属を熱して柔らかくすること。 |
【参加者数】5歳以上の子と親のペア 19組38人
※事前募集、参加費=2,500円(親子ペアの料金、入館料、材料費含む) |
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スプーンを作る準備をしよう! |
銅の角棒、アルミの角棒、どちらもガスバーナーであぶり、“なまし”ます。
※なます…金属に熱を加え柔らかくすること。
なますことによって、金属は柔らかくなり、いろいろな形に加工しやすくなります。
本来、銅とアルミでは金属自体の硬さが違うため、なます時間と回数も変わってきます。勢いよく出る炎にはじめはびっくりしていましたが、親子で協力しながら慎重に作業を進めました。子どもたちの目が真剣に炎を見つめていました。 |
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どんな形のスプーンにしようかな? |
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なました後は金床にのせ、ハンマーで叩いて、少しずつスプーンの形に変えていきます。
なます、叩く、なます、叩くと数回繰り返すと、だんだんスプーンらしくなっていきます。子どもたちは大人が押さえる金属の棒を、重たいハンマーを両手で握って、一生懸命たたいていました。はやくスプーンになあれ! |
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刻印を使って飾ってみよう! |
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木うすで丸みを付け、やすりで形を整えたらスプーンの飾り付けです。英字や数字などの刻印を、金属に当てトンカチでたたくと刻印と同じ形で金属に凹み模様が出来ます。
名前のイニシャルや年号を刻んだり、いろいろな形を組み合わせて模様にしたり、みんな思い思いの飾り付けでオリジナルスプーンを仕上げていきます。 |
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しっかり磨いて、ピッカピカ!完成! |
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最後は、ワイヤーブラシや金属磨き粉で磨いて汚れを落とし、ピカピカのスプーンが完成しました。 |
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スタッフの感想
ふだん何気なく使っているスプーン。でも、いったいどうやって作られているのでしょう?
工場の機械で大量生産もできるけど、昔は職人さんがひとつひとつ作っていました。ひょっとしたらこんな風に作っていたのかな。
なます、叩く、削る、磨く、たくさんの工程があって大変そうだし、ガスバーナー、やっとこ、木うすなど、初めて使う道具で大人も子どももちょっと不安な様子でしたが、作業が始まってしまえばなんのその。
トンテンカン、トンテンカンと金属を叩く心地よい響きにリズムが生まれ、まるで町の鍛冶屋さん。みんな立派なスプーン職人になっていました。
あれだけ重たいハンマーを振り下ろしていたのに、子どもたちは結構へっちゃら。大人たちの口からは「明日は筋肉痛かも…。」とポツリ。
2時間30分という短い時間の中で、親子が力いっぱい協力した、楽しいスプーン作りを実施できました。
出来立てのオリジナルスプーン、いったい何を食べるのかな?(造形スタジオスタッフ 岡典明) |
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→今日の遊び場プログラム |
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