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  プログラムレポート2012
   
  平成24年3月18日に行われたユースクラブの「スペースバトルシップ モモタロウ」のレポートです。
   
   
 
開催概要
【日時】
平成24年3月18日  11:00〜13:00    
【場所】こどもの城 3階プレイホールで受付
【内容】スペースバトルシップモモタロウ号の仲間に?なり?、宇宙怪物を退治しよう!という内容のこどもの城館内ラリー。企画運営はこどもの城ユースクラブが行いました。
【参加者数】120人
   
 
  こどもの城ユースクラブ】
「ユースクラブ」は小5〜中3で構成している〔こどもの城〕の講座の一つ。「あそび」を通して仲間をつくることを目的として、「仲間でいっしょに取り組ん楽しいこと」を基準にみんなで話し合い活動を展開しています。 23年度の締めくくりに、来館者を対象とした「イベント」の企画・運営を行いました。
   
   
 
 

「作戦会議」で活動内容を決め、 プロモーションビデオを作ろう

23年度の締めくくりとして、モモタロウの物語にそってオニをやっつけるようなストーリー仕立てのこどもの城館内ラリーを行うことを決定しました。
まず、イベント告知のためのプロモーションビデオを作りました。どうやって表現するかは、メンバーのアイデア次第。平和な地球の様子を近くに散歩に来た犬と戯れることで表現したり、プレイホールのアスレチックを宇宙基地に見立て出発シーンを撮影したり、凶暴な宇宙怪物を影絵で表現したりと、なかなかの発想力。本格的な案内ビデオが仕上がりました。

   
 

前日に集まり、準備をすすめる 

細かいルールを詰め、会場設営のため前日から準備をしました。イヌ、サル、キジ、オニそしてモモタロウと、それぞれの役割に分かれ準備をします。夜遅くまでかかることも考えて、この日はこどもの城に宿泊。ふだんは泊まることのできないプレイホールでの宿泊も、楽しみの一つです。
   
 

いよいよイベント開催!

3月18日、11:00。いよいよイベントスタート!プレイホールの一角にできた異様な空間に「なにごと?」と遠巻きにながめつつ、ちょっとやりたそうな子どもたち。「参加してみない?」と声をかけると、「やる!」と元気のいい答え。まずビデオを見てもらい「みんなで宇宙怪物をたおしに行こうね!」というモモタロウのリーダー(グループの案内役)の声に「オー!」とプレイホールを出発!

   
 

イヌ、サル、キジに技を教わる

モモタロウの仲間たちは地球を出発、イヌ星をめざします。ここで宇宙怪物を倒すための技を伝授してもらいます。ただでは技を教えてもらえません。キビポイントを渡しゲームに参加。イヌ星では階段を使った「グリコ」を行いました。同じように、サル星ではまちがい探しゲーム、キジ星ではサイコロゲームを行い、3つの技を身につけていよいよ宇宙怪物たちがいるONIGA=ILAND星をめざします。

   
 

宇宙怪物たちとの戦い

ONIGA=ILAND星に到着し仲間たちは、まずワザの確認。
「なんだおまえたちは!」「地球を守るためおまえたちをたおしにきた!」モモタロウの仲間たちとオニたちの戦いは、モモタロウの勝利で幕を下ろします。オニをたおした証として、スペースバトルシップの勲章をもらい、解散。
真剣にオニたちと戦う子どもたちや大人たち、ときにはこわくて泣き出してしまう子もいましたが、メンバーたちはいろいろな人たちと出会い、自分たちもまた楽しい時間を過ごすことができたようです。

   
  ユースクラブメンバーの感想
 

具体的な計画ができたのがギリギリで、活動前は本当にうまく行くのかと心配でした。しかし、直前の準備や本番でのメンバーの団結力で、無事成功させることができました。そして、来館者の方々が楽しんで下さる姿を見ることができて、嬉しかったです。ちょっとしたメンバーの思いつきの言葉から、発展して、こんなにも大きなことが実現できました。楽しく、とても良い経験になりました。(ユースクラブ 高野夏穂)

来館者向けのプログラムを行うことは、私にとって初めての事でした。準備をしている時は、「お客さんは楽しんでくれるかな?」「自分はしっかり説明したり話したりできるかな?」と言った気持ちのほうが大きかったです。しかし活動が始まってからは、小さい子から大人の方までみんなの笑顔が見れて、「このプログラムを行って良かった!」と思いました。来館者の方とふれあえる機会はほとんどないので、貴重な体験が出来とても勉強になりました。 遊びに来てくれたみなさん本当にありがとうございました。(ユースクラブ 黛佳乃)

   
 

スタッフの感想

「むずかしい設定にするより、昔話を題材にした方が子ども達にはわかりやすいじゃん!」このプログラムを作るにあたり、メンバーから出た言葉です。 とかく大人は「こうした方がよりおもしろい」と手の込んだことをしてしまいがちですが、シンプルな方が、その場の子ども達といっしょにあそびを作り上げていける余裕を残しておけます。クラブのメンバーと遊びを作っていて、「シンプルであることの大切さ」にあらためて気付かされました。
(プレイホール山本博之)



開催直前、全員で肩を組み円陣を作りました。「絶対成功させるぞ!」と気持ちを一つに、メンバーもリーダーも全員いっしょの仲間であることを感じた瞬間です。
   
 

 

  →今日の遊び場プログラム 
   
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