ツリーはどんな模様にしようかな？

色が変化するLEDライトを使うため、ツリーの模様の見え方がその組み合わせで変化していきます。まずは見本で観察。「ここはこんな色にしよう。」「星形模様がほしいな。」など親子で模様の作戦会議が始まりました。

いよいよ絵の具を使って模様づけ！

大きな不織布に親子で協力して模様をつけていきます。光が通ったことをイメージしながらカラフルな色が染まっていきます。親子でミックス模様にしたり、場所を手分けして色づけしたり、その方法はさまざまです。みんなとてもカラフルな模様がつきました。

版画の技法でオーナメント！

絵の具を乾燥させている間に、今度はオーナメントづくり。スポンジシートを切ったり、穴をあけたりしてクリスマスらしいアイテムの版を作っていきます。版にローラーでインクをつけて和紙をのせてプリントします。和紙をめくるときはドキドキ。ちゃんと刷れているかな？

親子で協力！骨組みづくり

角材を輪ゴムで組んでツリーの形にしていきます。１人では難しい作業も親子でおさえる人、ゴムを巻く人に分かれることで、少しずつ四角すいに近づいていきます。だんだん完成の形が見えてきました。

もうすぐ完成！仕上げのかざりつけ

骨組みができたら、模様をつけた不織布をはっていきます。この作業がなかなか難しく、お父さんお母さんも一生懸命です。土台に不織布がはれたら、和紙に刷ったオーナメントをはって仕上げていきます。最後にツリーのてっぺんに星をかざって完成！さて、どんな風に光るかな？

スタッフの感想

色が変化するライトに何色が組み合わさると、どんな見え方になるのか？少し難しそうですが、参加してくれた子どもたちは、実際に見本を見て研究し、親子で熱心に模様計画の相談をしていました。このプログラムは、骨組みの組み立て、不織布の張りこみなど親子で協力しないと難しい作業がたくさんあります。作業を進める中で、親子お互いの気遣いの場面をたくさん見ることができました。また、お父さんやお母さんが夢中になってしまうこともありました。苦労してできあがったライトツリーに点灯したときは、さまざまに変化していく光の様子に声をあげながら見入っていました。この後、家に帰ってさらに飾りをしてみようと張り切る親子もいました。 クリスマスの夜に部屋の中で光を灯す時は、親子で楽しく作ったことを思い出すことでしょう。
《造形スタジオスタッフ　村橋貴博》