毎年行われている子ども参画事業。いろいろなテーマを取り上げてプログラムを実施しています。今回は、昨年と今年の11月と同様、テーマはテレビ！面白い愉快な番組を子どもと大人が一緒になって作り上げます。
その「ピコピコドルッチャテレビ」の開局準備をし、当日遊びにくる子どもたちの番組作りをサポートしたい！楽しいことが好き、みんなのことを楽しませたい！という小学5年生以上の子どもたちを募集しました。集まった小学校5年から中学2年生までの“ディレクター”と共に準備活動がスタートしました。

こ〜んな番組

自己紹介をして、どんなメンバーがいるのかを知ったあと、プログラムの概要説明やディレクターの役割を確認しました。 いよいよ番組制作に話は進んでいきます。ドルッチャテレビで作ってみたい番組をみんなで考えました。昨年参加したメンバーが様子を話す中で、新しいメンバーもイメージをふくらませることができたようです。自分の意見を言える子が多く、意見交換が活発に行われました。その中から「ゲーム」「クイズ」「仮装」の3つのジャンルの番組を作ることに決めました。

いきおいにのって、ディレクター番組作り開始

次はCM撮影をしようと思っていましたが、「このままディレクター番組を決めちゃおう」「賛成」との声があがり、予定を変更し、先に番組作りを行うことになりました。ディレクター自らが面白い番組を作り、当日遊びに来てくれた子どもたちの前で発表します。そのために、先ほど決めた番組の中から、どの番組を作るか、会議を行いました。結果、「ゲーム」「クイズ」のテレビ番組を制作することに決定しました。　

緊張する？〜CM撮影〜

ディレクターの役割の一つに広報活動があります。当日のテレビ番組作りに多くの子どもたちが参加してくれるよう、みんなで取りかかります。ＣＭで誰に伝えたいのか、何を伝えるか、どんな風に伝えるのかを考え、アイディアを出し合い、セリフ決め、役割分担をしてみんなで練習しました。限られた時間でしたが、自分のセリフや動き方はばっちり覚えて、いよいよ撮影タイム。自分の役割を演じ、堂々と撮影に臨んでいました。ＣＭ撮影は無事終了。オンエアが楽しみな様子でした。全力をそそぎこんだ撮影後は、すっかり力が抜けたようでした。　

スタッフの感想

子どもたちは緊張している様子が全く感じられないほど、リラックスしたムードで会議が始まりました。今日は短い時間で決定することが多かったのですが、みんなの中にやりたいことがたくさんあり、それを言葉に積極的にだしていく中で、あっという間に決まっていきました。昨年の参加者がメンバーにいたことも大きかったと思います。今日はこどもたちのやる気がみなぎっていたのがとても印象的でした。このこどもたちのやる気がさらに番組製作につながることを楽しみにしています。
（ピコピコドルッチャテレビスタッフ　翠尾由美）